全席シート・フロアカーペット・パネル類
内装品全てを取り外し

フロアカーペットの繊維に入り込んだ砂汚れや
食べこぼしなどのシートのシミ樹脂パーツの黒ずみや手垢など
根本的に落としきることで車内の空気が蘇る。

内装分解フルクリーニング

シート

内装分解フルクリーニング

フロアーマット

内装分解フルクリーニング

パネル

解説
(参考車種 21年式プロボックス)

生産から14年、走行距離10万キロほど使用された車両です。
中古車としては全体的に綺麗な車両ですが、パネル類の手垢や汚れ、
フロアマット・フロアカーペットの土汚れシート下のゴミや
塵など、細かいところを見ていくと長年の汚れが蓄積しております。

入庫状態

できる限り汚れを取り除くため室内を分解し、各パーツごとに洗浄する必要があります。

1)内装・各パーツの分解

運転席シート、助手席シート、センターコンソール周りなど、取り外しが可能なパーツを取り外します。

2)各パーツ洗浄/シート

シート生地に残留洗剤が残らないように、泡立ちしにくい専用洗剤を使用します。エアーの力で一気に全面に塗布することがポイントです。

シート

汚れの強い箇所や生地に入り込んだ異物を取り除く為にブラシを使用することもあります。この際、生地を傷めないように全面ブラッシングすることが大切です。

シート

残留洗剤が無いよう、上部から下部へ高圧洗浄をかけていきます。高圧洗浄のノズルもフラットな水圧の物を使用し、全体を流すイメージで施工します。
最後に乾燥を少しでも早めるため、専用スクイジーで水切りを行います。

フロアカーペット

車内で一番汚れが強いフロアカーペットには、強力な専用洗剤を使用します。カーペットの毛足の元まで洗剤が届くよう、エアーと専用ノズルで一気に塗布します。

フロアカーペット

運転席廻りの汚れがひどい部分をメインに、手作業でブラッシングします。入り込んだ砂など、硬めのブラシで掻き出すように施工します。

フロアカーペット

最後の洗い流しには高圧洗浄をかけていきます。ここでは洗剤を流し切るのと同時に、強力な水圧で汚れを掻き出すことがポイントです。

3)内装樹脂パーツ・取付ビス等

樹脂の色褪せを防ぐ弱アルカリ性の内装専用洗剤を使用します。まんべんなく塗布することと、十分な浸し時間を持たせることがポイントです。

内装樹脂パーツ

このような樹脂の汚れは洗剤の力だけでは落としきれませんので、手作業のブラッシングで擦り落とします。この際、パーツの「シワ」に入り込んだ汚れもしっかり落とすことが可能です。

内装樹脂パーツ

全体のブラッシングを終えたら、高圧洗浄で汚れと洗剤を一気に洗い流します。
最後にエアブローをかけ、出来る限り水分を切り、乾燥シミの原因を無くします。

取り付けビス

内装品を固定しているボルト、ビス、クリップの洗浄を行います。
細かい部品ですがいざ取り外してみると内装パーツ同様の汚れが付着しております。
12時間ほど洗浄液に漬け込み汚れ落ちが確認できたら、最後に流水にてすすぎ上げます。

4)完全乾燥

専用の乾燥ルームにて常時乾燥作業を行います。
空調はエアコンと除湿、大型扇風機で24時間空気を循環させます。

内装樹脂パーツ等は12時間
フロアカーペットは24時間
シートは72時間

以上の時間を目安に完全乾燥を目指します。

5)内装品の組付け・完成

完全乾燥した内装品を順序良く組み上げていきます。

この際、破損しているパーツや交換を要するパーツなども見極めながら組み上げていくことが理想の室内へ近づけるポイントです。

新車感覚を感じていただく為に、足元のペダルには養生テープを、さらにフロアマットには納車シートを敷き完成となります。

以上、弊社独自の内装分解クリーニング インテリアリニューはいかがでしたでしょうか?
中古車販売店やルームクリーニング専門店でも通常施工されているクリーニングは内装をばらし、洗浄するということはほとんどありません。
あくまで中古車ですから、車内の使われ方によって汚れ方の差は違いますし、クリーニング自体の頻度やその方法によっても全くと言っていいほど状態が違ってきます。
車としての性能が一気に低下するわけではない分、車内の美化が後回しになるのも仕方ありません。

しかしながら弊社が考える愛車との付き合い方は、ぱっと見の外観の美しさよりも、愛着を持った中身の美しさにこだわってほしいと考えます。
このインテリアリニューは、もう一度新車のような気分を味わっていただき、また愛車に愛着をもって所有していただくお客様にぜひ施工していただきたいサービスです。

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