希少な愛車を錆修理で一生の相棒に
錆や腐食により車検が通らない
近くの板金塗装屋さんにて修理不可能
思い出の詰まった愛車、キレイに長く乗りたい
数百万かかるレストアではなく、現実的な予算で乗れるようリメイクしたい
ボディーの錆をそのままにすると・・
走行不能 車検が通らない 安全上の問題 修理が不可能
錆修理は「切り・貼り」が基本です。
錆補修や錆対策は一般的な板金作業よりも手間、時間もかかり通常の作業とも大きく異なる特殊な作業です。作業としては深刻な錆が発生してしまった部分は根本的に切断し、新たな鉄板、パネルを溶接します。まだ素材的に生かせる錆に関しては表面を削り落とし錆の進行を抑える転換剤や防錆剤などでの対応で進めていきます。車両の年式等の問題で、ボディパネルがすでに廃盤となっている場合は、鉄板パネルをハンマリングし純正形状に形成したものを接合、取付けしていきます。
日本を代表する名車ランドクルーザーシリーズや、90年代スポーツカーは、国内外の多くのファンから支持され、オーナー様の多くは一生の相棒として所有されています。
弊社ではランドクルーザーをメインに販売、修理、板金を手掛け続けて約20年、総施工台数は約4000台以上の実績となりました。
頑丈さでは国内最強と言われているランクルであっても、生産から25~30年と経過すれば紫外線や水分、経年、酸化など様々な要因により外装の錆や劣化は避けられず、車庫保管などで大切に所有されてきた個体でさえも今となっては多少なりとも錆補修、錆対策は必要となってきております。
ランクルシリーズといえどボディ、フレームはほとんどが鉄で構成されていますので、錆や腐食は必ず発生する現象となります。
錆は一度発生すると進行し続け、自然に無くなるということはありませんので、修復する方法は「取り除く」もしくは「進行を抑える」の2択となってしまうのです。
錆修正の工程
《1》切断
錆の浸食が激しい部分を中心に切断していきます。できる限り錆がない部分を見極め、大きめにカットして行きます。
《2》研磨
錆の浸食具合を良く見極め、地金が使用できるかを判断して施工を進めていきます。錆が表面だけ発生している箇所は、研磨してできるだけ再生する方法を選びます。
《3》防錆剤
研磨して鉄板の素地が現れた個所は、空気に触れることでまた酸化し錆につながりますので、速やかに防錆剤を吹き付けていきます。
《4》溶接
切断した箇所を元の形状に戻していくためにボディと同等の鉄板を使い、溶接にて接合していきます。溶接する鉄板はしっかりハンマリング(形成すること)し純正の形状に近づけたものを数枚に分け面ごとに溶接していきます。
《5》防錆剤、サフェーサー
溶接した鉄板の錆びを防ぐために、速やかに防錆剤を吹き付けていきます。
《6》研磨 足付け
足付けすることで塗面に凹凸が作られ、塗料の付着する表面積が増え密着力、さらに凹凸に塗料が入り込むことでパテや塗膜の食いつきが良くなります。
《7》第1パテ盛り
ファイバーパテと呼ばれる厚盛できるパテを使用し、全体を覆うように大まかに形成していきます。
《8》パテ研磨、形成
パテが完全硬化したのちに、余計な凹凸を削り落としていきます。
《9》第2パテ盛り
できるだけ純正の形状に近づけていくために、ボディ形状のラインなども意識しながら形成していきます。
《10》パテ研磨、形成
ここでもパテが完全硬化したのちに、余計な凹凸を削り落としていきます。
《11》第3パテ盛り
完全に純正のボディ形状を形成するためしっかり面と曲線を形成していきます。
《12》パテ研磨、形成
ここでもパテが完全硬化したのちに、純正形状に合わせパテの凹凸を削り落としていきます。
《13》サフェーサー
硬化したパテの形成状況を確認するためサフェーサーを吹き付け、ゆがみなどの確認をします。
《14》研磨
確認できるゆがみや凹凸を調整することと、最終のパテの食いつきを良くするため研磨を行います
《15》スポットパテ
今までの研磨で付いたペーパーキズや、空気が入ったできた素穴など、細かい凹凸をフラットにする最終のパテを施工します。
《16》焼き付け
パテの乾燥を早め完全硬化させるため、赤外線パネルヒーターで施工面を焼き付けていきます。
《17》研磨
スポットパテ施工箇所の最終仕上げとして、超細めのペーパーで研磨し、フラットな面を形成していきます。
《18》サフェーサー
塗装の下準備として、仕上がった施工場所にサフェーサーを吹き付けていきます。
《19》焼き付け
サフェーサーの完全乾燥を促すため、赤外線パネルヒーターにて焼き付けいきます。
《20》ボルト穴掘削
純正のバンパー取付部品を固定するための掘削を行います。パテの割れを防止するため、細めのドリルから順を追って太いものに変えて施工し、祭儀に掘削箇所にも防錆材を吹き付けます。
《21》完成
以上の21もの工程を行い、純正に近いリアのサイドポケットが新たに形成されました。
地道な作業を繰り返すことにより、錆は修理可能となっております。
参考修理価格
ランドクルーザー78プラド
リアサイドポケット右側
錆修理 参考価格 80,000円~
修理内容
・錆部切断~パネル形成~パネル溶接~パテ形成~ボディカラー塗装
ランドクルーザー78プラド
サイドステップ後方サイドシル部右側
錆修理 参考価格 70,000円~
修理内容
・錆部切断~パネル形成~パネル溶接~パテ形成~ボディカラー塗装
錆修理、補修の無料ご相談受付
概算でのお見積り、修理のご相談を無料にてお受け致します。
1.下記のフォームに必要事項を入力の上、送信してください。
2.担当者が内容を確認し、折り返しメールにてご連絡いたします。
施工内容、概算のお見積り等をお出しするため、現車画像、施工希望箇所画像、車検証等の送付をお願いいたします。
錆の修正施工には長期的なお時間を頂戴することが前提になりますので、ご理解いただいたうえでご入庫いただくようお願いいたします。